経済指標発表前にはポジションを持たない
経済指標発表前には、なるべくポジションを持たないように心がけています。
なぜなら経済指標発表時には、為替は大きく変動する可能性があり、一気に大きな損失を被ることがあるからです。
FXをやるなら経済指標発表は、常に気にかけておく必要があります。
最近だと1月18日の日銀政策決定会合で、ドル円が大きく変動しました。
日銀政策決定会合結果発表で、ドル円が一気に3円近く上昇しています。
もしも日銀政策決定会合結果発表前に、ショートポジションを持っていたら、大きな損失を被ります。
とにかく経済指標発表時は、相場は一気に変動するので、様子を見てから対処しようなて余裕はありません。
もしも、重要な経済指標発表前にポジションをもっているなら、一旦決済してポジションを解消しておくほうが安全です。
しかしながら経済指標発表時に、変動する方にポジションを持っていれば、大勝できるなんて考えてしまう人もいるでしょう。
確かに経済指標を狙ってエントリーする、FX手法も存在します。
しかし経済指標を狙ってエントリーするには、深い知識が必要になり、素人が手を出しづらい分野だと思います。
私の知っているプロトレーダーも、「経済指標はどっちに動くか分からない」と言っています。
それでも半丁賭博のように上か下かで山を張って、大勝ちを狙うなんてやり方をしてるトレーダーもいます。
ストップロスさえ設定しておけば、大負けしないから大丈夫なんて、思ってしまうわけです。
何らかの根拠があってエントリーするならいいのですが、勘でエントリーするのはダメです。
勘に頼ったエントリーは大勝しても、長くやっていれば、勝った分以上の損失を被ることになります。
この手法の怖いところは、1回でも大勝ちしてしまうと、その快感が忘れられなくなるところ。
何度負けても、同じことを繰り返すようになります。
いわゆるギャンブル依存症と、同じ状態ですね。
また大勝したことで、「FXなんて簡単じゃん!」と思ってしまい、雑なエントリーを繰り返すようになります。
まあこのへんは全部、過去の私の失敗談なんですけどね。
FXで安定した利益を出そうと思えば、勘とか運的な要素は、なるべく排除するべきです。