インジケーター入れ過ぎ注意!
FXを始めてしばらくすると、独学でいろいろと知識を身につける時期があります。
今は便利な時代ですから、インターネットでちょっと検索すれば、様々なFX手法が無料で手に入ります。
そして無料で入手できるインジケーターも、ネット上にゴロゴロ転がっています。
調子に乗ってインジケーターを集めていると、いつの間にかチャートがインジケーターだらけになってしまいました。
特にMT4はカスタマイズ性が高いので、かなりマニアックなインジケーターも、探せば色々出てきます。
私のインジケーター全盛期には、以下の6種類のインジケーターを、同時に表示させていました。
・移動平均線(5本)
・Zigzag
・MACD(2つ)
・RSI
こんなにたくさんインジケーターを表示させていても、全部を見るのは難しいですね。
人間の処理能力が、追いつきません。
そして、インジケーターの動きに振り回されて、変なポイントでエントリーしてしまうことも多くなります。
それに比べて、私にFXを指導してくださっているプロトレーダーのチャートを見せてもらうと、とてもシンプルで驚きました。
ボリンジャーバンドと、MAが2、3本あるだけです。
こんな感じ。
プロトレーダーの方曰く、「まずチャートの値動きをよく見なさい」ということ。
インジケーターというのは、所詮値動きを計算して表示されるのもです。
つまりインジケーターの数字は、値動きの後について来るものなのです。
値動きをきちんと見ずに、インジケーターにばかり気を取られていたら、相場の分析なんてできませんよってことです。
世の中には一見、便利そうなインジケーターが転がっています。
しかしインジケーターのサインだけでエントリーをしていては、なかなかFXで勝ち続けることはできません。
FXの相場を分析する上で、補助的にいくつかのインジケーターを使うのはいいのですが、5つも6つもあったら入れ過ぎです。
チャートだけ見て、シンプルにエントリーできるように、力を付けたいものです。